あらゆるニーズに応えた品質と価値を追求します。

私たちは日本が鍛え続けたモノづくりにこだわりを持っています。しかしながら、技術の海外流出は留まることを知りません。高性能の生産設備も日本企業に固有のものでは無くなりました。日本製の高性能工作機械は大半が新興国へ輸出されています。そんな私たちが新興国の廉価製品に対抗するには、何が必要なのでしょうか？

いま私たちが成すべきことは、新興国に負けない「圧倒的な技術力」「マネジメント能力・品質力」を身に付けることです。
そして、私たちは考えます。必要とされる技術は何か、お客さまが求めているマネジメントは何か、を。私たちは 変化に強い会社づくりを、これからも目指し続けます。

技術革新に適応できる技術力を追い求めて

当社は自動車用ランプ金型の製造に携わり50年を超える業歴となりました。しかしながら創業当初より自動車用ランプ部品に特化していたわけではありません。きっかけはグループ金型部門が二代目クラウンのテールランプ金型の製作依頼を受けたことから始まります。

当時グループ会社では初代クラウンの開発時に課題として残った、フレネルレンズカットの加工精度を向上させ、お客様の要望に応えることができ、新しい技術を開発する喜びを知りました。

当社もその流れを引き継ぎ、自動車用ランプ金型の製作に特化してまいりました。当社の社風は多方面に広く展開するのではなく、一つの分野に特化して深化させていくスタイルです。創業当時のフレネルレンズカット技術に始まり、魚眼ステップレンズ、また、自動車標識灯アウターレンズの多色化にもいち早く対応してまいりました。この様に、自動車ランプ用金型製作に拘りつつも、常に最新技術にもチャレンジし深化してまいりました。

そのDNAは現在も生き続け、日々新技術が投入される自動車ランプ業界にあって、近年のLEDへの対応に代表される微細カットレンズなど様々な新技術にも適時対応出来てきたことは、その現れと解釈しております。

当社は、自動車ランプ用金型専業メーカーとして、草分け的役割を担ったプライドと常に新たな技術へのチャレンジを怠らない経営を志しております。